閉幕！また3年後に。｜札幌住みがゆるく見てまわる！札幌国際芸術祭2017の感想（12）

約２ヶ月間開催されていた芸術祭もついにフィナーレを迎えました。
この夏、いつも何かしら行われていたイベントや展示がなくなると思うと一抹の寂しさを感じますね。
毎日運営を行っていたスタッフのみなさん本当にお疲れ様でした！

スタンプラリー完走！知らない札幌をたくさん垣間見ました。

札幌市内に散らばった展示スペース各所で行われていたスタンプラリーもなんとか完走することが出来ました。ゲストハウスとかギャラリーとか小さめの展示は見きれませんでしたが、メイン会場はだいたい回れてよかった！

会場になっていた場所はこの札幌で歴史を積み重ねてきた場が多くて、見て回るたび「まだまだ知らない札幌があるなぁ」と思ったものです。
街中のビルに埋もれた札幌軟石の倉庫、すすきののキャバクラ跡地、バブルの頃の遊園地跡地、モエレ沼公園だって元はゴミ処理場でした。

役目を終えたもの、新しい役目を見つけたもの。
どちらにせよ降り積もった時間がさらさらと流れ去っていくような、少しの寂しさがつきまとう芸術祭だったように思います。
個人的にはそこに再構築されたものよりも、過去の影のほうに気持ちが向いてしまいました。

お疲れ様でした。

ここ２ヶ月間、ちまちまと芸術祭の感想を書いてきましたがこれでお終いです。
僕はそこまでアートに造詣が深いわけではないので、気の利いた感想は書けていませんが自分としては楽しく鑑賞することが出来ました。

札幌は広く、まだまだ知らない顔がたくさんあるのでしょう。
芸術祭は終わりましたが、この街での暮らしは今後も楽しくなりそうです。

札幌国際芸術祭2017 感想一覧

札幌昭和ノスタルジー―我が青春の街角へ