只見町での撮影合宿!【前編】 by Creative Summer Camp(my Japan主催)


今回は7月に視察を行ったCreative Summer Campの本番のレポートを書こうと思います。8月末の本撮影から一ヶ月以上経ってしまいましたがようやく落ち着いてきたので。。
Creative Summer Campや視察について詳しくは下記の過去記事からどうぞ。
只見町の魅力発見!by Creative Summer Camp(my Japan主催)

どんな内容か簡単に説明すると、福島県の只見町(ただみまち)というところに行って、2泊3日でCMを作ろうぜ!って企画に参加しました。この企画の正式名称はMy Japanという団体が主催している「Creative Summer Camp 〜若手クリエーターのための、地域のCMを作るプログラム〜」と言います。
前回は視察の内容を書いたので今回は本番の合宿について書こうと思います。

まずは制作したCMはこちら!良ければ感想などいただけると僕が喜びます。

企画を決めていざ只見町へ!

前回の視察の後はチームごとに企画を考える時間です。8月10日には参加者にアドバイスをくださる校長の中島信也さんと、教頭の河尻亨一さんにも相談し各チームなんとかかんとか企画を練り上げました。

そして当日、バスに乗って再び只見町へ。視察のときとは違い、今回はみんなの顔つきが違います。これから始まる本撮影や編集への緊張が見て取れました。僕らのチームも、当日になっても企画に確信が持てずバスの中でもあれやこれやと右往左往。そうこうしているうちについに只見町へ到着しました

撮影前夜のBBQ

町に到着したのはお昼過ぎ。町に到着したあとは各チーム事前に決めたスケジュールで動きます。運営の方々に準備していただいたアポや移動手段を頼りに、それぞれ作品作りをスタートしました。
僕らのチームは宿泊する「森の分校ふざわ」に荷物を置いてから、次の日撮影に伺う地元の方の家に挨拶に行きました。

伺った家のご夫婦が迎えてくれて、とても楽しい時間となりました。お爺さんには囲炉裏のある離れも見せていただきました。冬には近所の友人と囲炉裏を囲んでスポーツ観戦などをするそうで羨ましかった…。とにかく素敵なご夫婦でした。
前来た時も思いましたが皆さん広い家に住んでいて、同じ年齢になったとき自分がこんな暮らしを出来るんだろうかと今から不安で一杯です。。

話が逸れましたね。

9割のお喋りと1割の撮影についての打ち合わせのあと、僕らは分校に帰ってきました。少し休んだら夕飯はBBQ!
村の方と運営の方が用意してくださった山盛りの肉と野菜をみんなでわいわいと焼いていきます。雨の予報でしたが小雨程度でほぼ支障なし。学生も多いので食べる勢いもすごかったです。完璧にただのキャンプ。食べるのが落ち着いてからも宴会は続き、誰かが用意した花火まで出てきました。
シチュエーションが青春過ぎて、楽しいんだけど社会人である自分は「あぁ、青春っていいな…」なんて若干切ない気持ちになったりもしました…。

撮影本番!朝一の登山と午後からの豪雨

ついに撮影本番の日。僕らのチームの一日は、登山から始まりました。
只見町にある要害山に昨日ご挨拶したお爺さんの案内で登りました。天気は快晴の登山日和。要所要所でCM制作に必要な撮影をしつつ、ごつごつとした岩肌が目立つ登山道を登ってゆきます。僕らの3倍くらいの年齢なのに、息も切らさず登って行くお爺さんが凄かったです。結構切実に運動しなきゃと思いました。
要害山での撮影はカット数は多くなかったのですが、撮影ポイントまで辿り着くのに時間がかかってしまいましたね。それと撮影の為に立ち止まると物凄い数の羽虫が寄ってきて、チームの女子はガチで涙目でした。
登山道からは山間の只見町を一望することができ、“故郷”を感じる景色に息を飲みました。狭い登山道から急に視界が開けて広がる田園風景は自信の故郷じゃなくても懐かしさを感じました。

昼前には要害山から下山して、お爺さんの家へ。山登りお疲れさまと出していただいたお茶が嬉しかったです。そのままご夫婦とお喋りしながらまったりと休憩タイム。ロケハンの時から目を付けていた縁側で田園風景を眺めながらお茶を飲んでいると気持ちよ過ぎてそのまま寝てしまいたかったです。

ご自宅での撮影内容は、ご夫婦に簡単な演技をしてもらうというものです。事前に作っておいた絵コンテに沿ってテキパキと撮影を進めていきます。
素人の方に出演していただく撮影の時は、出来るだけリラックスしたいただきたいので所々冗談やお喋りを交えながらもリテイクをなるべく出さないように注意しました。

メインの撮影が終わってからは、もうひとつ撮っておきたいとチームメイトがインタビュー映像に移りました。ご夫婦から色々興味深い昔の話が聞けて為になリました。

15時過ぎくらいにお爺さんのお宅を後にした僕らは運営の方の車で分校まで戻りました。そして戻る途中でゲリラ豪雨のような激しい雨に遭遇。撮影しているときに当たらなくて本当に良かったです。山の天気は変わりやすいっていうのは本当ですね…。
分校に着いてからは、長い夜に向けて身支度をしつつ撮影したデータをPCに取り込んで編集の準備です。

さて、ここまでで大分長い記事になってしまったので続きは後半に書こうと思います。
ではまた!

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