見てよかった動画まとめと感想(2017年5月)

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もうすぐ関東は梅雨ですね。長い雨の季節にはちょっと長めの動画なんてどうでしょう。
サンダンス映画祭の短編部門グランプリを受賞した作品がネットで公開されていましたよ。

(掲載している映像は、あくまで僕が今月に観たものというくくりなので、最新の映像ではなく昔からある映像も含まれています。)

THE INVISIBLES – this book you cannot read at home


こちらはワルシャワのクリエイティブエージェンシー・Walkがホームレスの現状を訴えるために制作したプロジェクト『The Invisibles(目に見えない人たち)』の動画です。特殊なインクを使って寒い場所でしか読めない本を軸にすることによって、より深い理解を人々に促すプロジェクトとなっています。
ビジュアルより体験に拠ったプロジェクトが多い昨今ですが、その体験は必ずしも本人でなく”誰か”の実体験であれば、共感に足る素材となって人の心に響くのかなと思いました。

#BuyMyVitara – Suzuki Vitara ’96 for sale


自分の車を買い取ってくれる人を募集するために自作した動画だそうです。見る前は単純に「合成のクオリティすごい!」的な話かと思いましたが、しれっとジュラシックパーク、マッドマックス、ゼログラビティ、バックトゥザフューチャーを使っていて売主さんが楽しそうに作ったんだなというのが伝わってきてほっこりしました。

Hokkaido Calling


Audi CanadaとカナダのプロダクションであるSherpas Cinemaがコラボして制作された北海道を舞台にしたロードムービー。普段自分たちが暮らしている場所を、別の視点で編集したものを見るといろいろ気づきがあるなぁと思います。あと早いカットとスローの多用かっこいい。

『そうして私たちはプールに金魚を、』


サンダンス映画祭の短編部門でグランプリを受賞した作品『そうして私たちはプールに金魚を、』がイギリスの「NOWNESS」というサイトで全編公開されていたので見てみました。感想が十人十色になりそうですが、僕は悟ったふりした子供たちの絶対大人になるもんかっていう悪あがきを見ているような気持ちになりました。「どこまで時間と変化に抗えるかな?」と生暖かい目で眺めつつ、それに抵抗するエネルギーとくだらないことを共有できる友達との関係にノスタリジーを感じてしまったり。
あと公式サイトで見ましたが監督さんCMプランナーなんですね。NTT「ドコモダケ」の人でヤングライオンのメダリストらしい。代理店の激務のなかどうやって映画撮ったのか気になります。

今月はこんなところです。また来月!


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