2016.01.03

2015年個人的におすすめした小説7選!

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本好きとして「本屋のポップみたいの書いてみたいな〜」って思って始めた右カラムの本紹介。基本的にゆるーく月イチくらいで変えてるんですが、一年経ったのでこれまで紹介したのをまとめてみました。
(なんか一回書いたものをそのままお蔵入りさせるのも勿体無いですしね!)
どれも個人的にとてもおすすめなので、興味があればぜひ!

吉野北高校図書委員会

吉野北高校図書委員会 (角川文庫)

あの頃、図書室は好きでしたか?
照れくさくて、むずがゆい。だけど、とびきりピュアで爽やかな青春小説です。なんとなく仲が良かった異性への気持ち、それは友情だったり恋だったり、どうすれば良いかわからず揺れ動く主人公たちが瑞々しい。徳島県が舞台でみんな方言なので、方言好きにもお勧めの一冊です。

光待つ場所へ

光待つ場所へ (講談社文庫)

遠回りしても凹んでも、光はきっと見つかるから
春に読みたい青春多めの短編集!主人公たちがそれぞれ、新しい自分や目標、初めての気持ちを見つける物語が収録されています。個人的には「しあわせのこみち」が好き。恋と才能、見たくない自分に向き合いながら進む彼女の姿が瑞々しい。この短編集は単体でも楽しめますが、辻村さんの他作品キャラのスピンオフとしても嬉しい一冊。

M8(エムエイト)

M8(エムエイト) (集英社文庫)

関東で巨大地震!?
実用的な防災の心得も学べる災害小説の傑作

高嶋哲夫さん災害3部作の第1弾。東京を襲うマグニチュード8クラスの巨大地震に翻弄される日本を、地震学者、政治家秘書、自衛官となった3人の幼馴染を軸に描いています。3人は高校生で阪神・淡路大震災を経験し人生が変わってしまった同志という設定。科学的な裏付けのある震災の描写は、実際にどう生き延びるか、日頃から何を心がけるかなど、防災知識を教えてくれます。今だからこそ読んで損はない一冊だと思います。
(三部作の第二弾「TSUNAMI 津波」の方が先の震災と酷似していますが…)

スタープレイヤー

スタープレイヤー (角川書店単行本)

十の願いで世界を駆けろ!
異世界ファンタジーの新たなる地平!

情緒溢れる不思議な物語や、日常にそっと寄り添う不気味さが魅力的な、恒川光太郎さんが描く異世界ファンタジー!怪人のくじ引きによって異界に飛ばされた主人公は、特別な存在(スタープレイヤー)として10個まで願いを叶える力を与えられて…。現地人や強制転送された地球人、ほかのスタープレイヤーも登場し、大きな物語が動き出します。願いを叶える方法がタッチパネル端末だったり、シミュレーション仮説的な話が出てきたりと世界観が新鮮な作品でした。そのうち続編が出るそうなので今から楽しみです。

さよなら妖精

さよなら妖精 (創元推理文庫)

「それは哲学的意味がありますか?」
異邦の少女マーヤとの忘れられない日々と残された謎。

切なくて、やるせない。だけど忘れがたい余韻を残す…、そんな作品です。
高校生の守屋君が出会ったのは、異邦の国の少女マーヤ。彼女と過ごしたのはほんの少しの時間だったけれど、守屋は記憶を頼りに彼女の残した謎を追いかけて…。思春期の焦燥と自意識、憧憬が溢れる青春小説の名作です。
あ、ちなみにこの作品はアニメ化もした『氷菓』古典部シリーズの最終章として構想されたけど大人の事情で別作品になったらしいです。

鹿の王

鹿の王 (上) ‐‐生き残った者‐‐

「それは、それが出来る奴がやることだ」
抗いがたい運命に、世界に、それでも立ち向かう命の物語。

『守り人シリーズ』『獣の奏者』の上橋菜穂子がおくるファンタジー巨編!未知の感染症を前に翻弄される人々、揺れる国家、その渦中でも輝く絆と命の物語。
医療ファンタジーと紹介されることが多い作品ですが、個人的には”家族”の物語として推したい作品です。出自や境遇によって孤独や重荷を背負わされた人々が、それでも一緒に居たいと願う姿に胸を打つ感動巨編です。

ジョーカー・ゲーム

ジョーカー・ゲーム (角川文庫)

欺け!決して悟られるな―日本陸軍”D機関”
日本屈指のスパイ活劇に刮目せよ!

魔王と呼ばれる結城中佐が率いる日本陸軍スパイ養成学校”D機関”。頭脳も技も兼ね備える、傲慢で優秀なスパイたちの物語。現在シリーズが4冊ほど出ています。
独立した5つのエピソードに分かれているので読みやすいです。近年映画化もされ、今度アニメ化もするそうですね。ちなみにこちらシリーズ化されていて、『ダブル・ジョーカー』『パラダイス・ロスト』『ラスト・ワルツ』と現在4作目まで出版されています。

来年もいい物語との出会いに恵まれますように!


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