2015.11.16

現代アートの島!瀬戸内海の直島に行ってきました【地中美術館編】

posts_photo
瀬戸内海に浮かぶ現代アートの島、直島。
今回はそこに建てられた『地中美術館』をご紹介します。
※ちなみに美術館敷地内は撮影不可なので写真はありません。

・直島の【家プロジェクト編】はこちらへ

地中美術館について

福武總一郎氏とその家族が「自然と人間を考える場所」を直島にという考えのもと設立された美術館です。
地中美術館という名前のとおり、直島の景観を損なわないためという理由で建物の大部分が地下になっています。館内にはクロード・モネ、ジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリアの3人の作家の作品が常設されています。

建築設計は安藤忠雄によるものです。自然光をふんだんに取り入れる設計になっており、四季や時間によって建物内や作品展示室の光が変化していきます。
僕が行ったときはがっつりとした曇り空で日差しの加減もあまり変わらず変化を感じられなかったのが残念。
晴れた日の昼から夕方にかけて訪問すると、光の違いが顕著にわかってより楽しめるんじゃないかと思います。

美術館への行き方(本村から)、帰り方

posts_photo
※バス停つつじ荘の裏にある鳥居。なんだか雰囲気があります。

僕が訪れた際は『家プロジェクト』のある本村から、バスで美術館まで行きました。
(宇野港から直島の宮浦港にフェリーで行く方法もあります)

本村のバス停から【つつじ荘】まで行き、そこからベネッセの無料のシャトルバスが出ているのでそれに乗って美術館のチケットセンターまで行きます。
乗り継ぎの時間によっては結構待ちますがバスに揺られる時間はだいたい15分くらいでしょうか。

帰りは再びチケットセンターから出ている無料シャトルバスで【つつじ荘】まで行き、そこで【宮浦港】に行くバスに乗ってフェリーで帰りました。
僕らは美術館の閉館まで居たので、フェリーの最終便にぎりぎりになっていまいました。
ちなみに最終便だとバス停【つつじ荘】でも20分くらい待ちます。真っ暗になっていく海沿いのバス停は、一人だとかなり心細い気持ちになるかもしれません。吹きっさらしで寒いので季節によっては防寒に注意です。

さて次は、個人的に印象に残った作品について紹介します。

『クロード・モネ室』

posts_photo
※美術館へ続く道沿いにある『睡蓮』をイメージして作られた池だそうです

『睡蓮』が展示されているクロード・モネ室は、睡蓮の作品そのものよりも作品含む部屋自体がとても印象に残りました。

大理石のブロックが敷き詰められた真っ白な部屋。部屋の四隅には角がなくゆるやかに丸まっており、天井からは自然光が間接的に取り入れられています。
この部屋の設計にはモネ自身のアイディアがいくつも反映されているそうです。まさにモネの作品を見るための部屋。
ちなみに部屋では作品を静かに鑑賞するために音がしないスリッパに履き替えてから展示室に入ります。作品を鑑賞するための環境作りへの気概が半端じゃありません。

この真っ白い空間に入る前には前室のような照明の無い暗い部屋があります。個人的にはその暗い部屋の中から、メイン展示室、そして正面にある『睡蓮の池』を眺めるのが好きでした。
いまいちうまく言葉に出来ないんですが、あの位置からの眺めは良いです。

ジェームズ・タレル『オープン・フィールド』

光のアーティストであるジェームズ・タレルの体験型アート。
入れ替え制で、鑑賞時の人数を制限されています。団体さんが来館している時などタイミングによっては結構並ぶかもしれません。

こちらも家プロジェクトの『南寺』のように光を体験することが出来ます。
予備知識なしで行った方が面白いと重いのであまり詳しくは書きませんが、不思議な実空間と人間の視覚の騙されやすさみたいなものを体験することが出来ます。
僕はこの作品、美術館に来て直ぐに一回と、帰り際に一回の二回体験しに行きました。出来たら人がいないタイミングで自分たちだけで体験するとゆっくり出来て良いと思います。

もうひとつジェームズ・タレルの『オープン・スカイ』もコンセプト的にはとても好きな作品なんですが、残念なことに思いっきり曇りの日でした。
部屋の中から空を見上げるという作品で、四季や時間によって見える表情が変化するらしいんですが、分厚い曇天では終始真っ白い空しか見えずあまり変化を感じられませんでした…。これはいつかリベンジしたいです。

まとめ

地中美術館は作品から建築までまるっと”光”を大切にしている美術館でした。
自然光を鑑賞に組み込んでいるので、ある意味訪れるたびに見せる表情が違います。だから常設展だけでも、何度も訪れてみたくなる魅力があります。なので観光資源として見ても凄い美術館だなと感じました。

そして作品を最高の状態で見せるという美術館の矜持を見た気がします。僕はここまで作品と美術館が一体となっている施設を他に訪れたことがありません。

瀬戸内海近くを訪れた際は、ぜひ丸一日使って地中美術館を訪れてみてはどうでしょう。

関連商品

1000ピース ジグソーパズル 睡蓮 マイクロピース (26x38cm)
1000ピース ジグソーパズル 睡蓮 マイクロピース (26x38cm)
-Amazonで見る

James Turrell
James Turrell
-Amazonで見る

地中美術館
地中美術館
-Amazonで見る


記事のタグ一覧:

スポンサードリンク

関連記事

カテゴリー内のおすすめ記事