さて、前回までは長文になってしまったので今回は控えめにいこうと思います。
両親学級って何?
出産を控えた妊婦さんや夫婦を対象に、出産や産後、育児についての知見を実習なども伴いレクチャーするものです。親になるためのオープンキャンパスみたいな感じです。
学級という名前どおりホントに教室といった趣きで、同じくらいの時期に出産を控えた他の夫婦と一緒に講習を受けます。時間はだいたい2時間くらいですが開催する自治体や病院によって違うかもしれません。
僕は市の両親学級に1回、病院主催のものに2回参加しました。
時間帯は選べたり選べなかったりするようですが、僕の場合は夜の20時開始だったり朝9時ごろ開始だったりでした。
札幌市の両親学級でやったこと
多分地区とか病院でも変わるかと思いますが、僕が両親学級で受けたレクチャーは以下のとおりです。
・出産の流れをフォローした冊子に基づいた座学。
・たぶん産科で使う出産にまつわる映像資料を観る。
・人形を使って沐浴のやり方を体験
・人形を使って赤ちゃんの抱き方を体験
・人形を使っておむつ替えのやり方を体験
・出産時の呼吸法レッスン
・産科の病室見学
・男性は重りを身につけて妊婦体験
これらを夫婦一緒に受けると「これから赤ちゃんを迎えるんだなぁ」という実感がじわじわ湧いてきます。具体的にやることがわかると感情もあとからついてきます。
あと両親学級でママ友パパ友が出来るかもなんて書いている記事も見かけますが、うちにはなかなか難しかったです(笑)あの短時間と雰囲気で打ち解けられるってコミュ力高過ぎです真似出来ません。
出来るだけ参加した方が育児が楽しくなるかも
参加できるものには全部参加してみて思ったのは、育児っていう完全に未知だったもののルールとか面白さみたいなものが少し見えてくるということです。
例えばどんなスポーツやゲームでもルールがわからなければ面白くはありません。
そんな風に育児も男性にとって”わからないまま”だから参加しない、中途半端にしても面白くないっていう側面も少なからずあるような気がします。
なのでまず両親学級で初歩的なルールや体験をしたうえで育児がスタートすれば、少しは女性と同じスタートラインに立って、夫婦での子育てを始められるんじゃないでしょうか。