関東から札幌へ!移住計画(3) 部屋探しのポイント


どこに移住するとしても部屋探しは最重要事項です。今回は僕が札幌で部屋を探すにあたって考えたポイントをまとめていこうと思います。

どこの地区を選ぶか?

札幌で部屋を探す基準として最初に考えるのは、どこの地区を選ぶかじゃないでしょうか。
僕はもともと地元が札幌なのでどのあたりの地区にするかはだいたい当たりをつけて部屋探しを始めました。

探した地区は、第一候補が中央区、第二候補が琴似などを含む西区です。
先に結果を言ってしまうと、僕は中央区で部屋を決めました。


中央区を選んだ理由は、もちろん札幌で一番の都心部だからです。

交通機関も揃っていますし、買い物にも困りません。住むにも働くにも便利な地区です。
ただ、中央区といっても結構広いのでもうちょっと範囲を絞り込みます。
基準としては、地下鉄沿線を参考に探すのがいいと思います。通勤にしても生活の買い出しにしても、地下鉄があると便利です。なんたって雪が降っても止まったり遅れたりしませんから。

でもまあ一番良いのは歩いて行ける範囲にいろいろあることですけどね。大通公園周辺とかだと意外といいスーパーがなかったです。生活に必要な買い出しを重視するなら中心部からは少し離れて、郊外型のイオンや西友などが近い場所のほうが便利です。

地下鉄それぞれの線でおすすめは、
東西線沿いなら札幌ファクトリーに近いところか高級住宅地である円山付近。
南北線なら北24条あたりや豊平川付近あたり。
東豊線沿いは…よく知らないです。東豊線ってあまり利用する機会無かったんですよね。野球好きな人は札幌ドーム行くのによく使っているようですが。

逆に中央区で避けたほうがいいのは、治安的に繁華街であるすすきの近くや、中央区と言っても市電しか通ってないゾーンでしょうか。夏はどこでも自転車ですぐに行けるんですが、冬に交通手段が少ないと結構つらいです。まあお金に余裕があれば車を持つという選択肢もありですが。


第二候補だった西区は、琴似や発寒などのJR沿線、または東西線とバスが豊富な宮の沢あたりを考えていました。
この辺りはもともと住宅街でファミリー世帯が多く部屋の広さのわりに家賃が安いのと、JRに乗れば10分くらいで札幌駅に着く利便性が魅力でした。札幌駅周辺には劣りますがそれなりにお店もありますし、生活に必要なスーパーやドラッグストアなんかには事欠きません。

ちょっと余談ですが、琴似には代官山からスタートしたお洒落書店”蔦屋書店”のプロトタイプとなったTSUTAYAがあります。北海道って大手小売り店の実験店舗や実験商品が試されることも多いらしく、ここで上手くいったモデルがブラッシュアップされて全国デビューするなんて事もあるみたいです。どこまでホントか裏をとった訳ではないですが…。

あと西区の特徴として、宮の沢にある”生涯学習センターちえりあ”という大きな公共文化施設やコンサドーレの本拠地白い恋人パークなどがあります。
ちえりあでは毎日たくさんのカルチャースクールが開かれてたり、そこそこ本格的なスタジオルームや演奏ホールもあります。展示・発表会など文化活動が盛んです。隣に大型スーパーもありますし、ここの近くは住みやすいんじゃないかと思います。

以上が、僕が中央区と西区を中心に物件探しをした理由です。
まあぶっちゃけ、学生の頃の行動範囲が中央区、西区、南区あたりだったので良く知っているから…というのも大きな理由なんですけどね。南区は芸術の森や定山渓があって好きですが流石に遠いなと思いました。

生活でメインとする交通手段をどれにするか?

実際の生活を考えたときに、普段出かけるときに使う足を考えておくのは大事なことだと思います。会社までは乗り換えなしで行けたほうがいいですし、スーパーやコンビニは徒歩で行けるに越したことはありません。利用頻度によっては家計への影響も大きいです。

ここでは僕が札幌での新生活を考える際、交通手段をどうしようか考えたことを書いていこうと思います。

札幌で暮らすときに最強の交通手段は車です。これは間違いありません。
大型スーパーには大きな駐車場がありますし、郊外の観光に行くにも市内移動にも車があれば不自由しません。地方の例にもれず車は生活のインフラになっています。駅やバス停から遠い家を選ぶなら車がないと確実に不便です。

ただ札幌中心部のあたりに住むにあたっては、車がなくてもそこまで困りません。
中心部は3本の地下鉄が各方面に伸びており、バス停の数も多い、そして170円均一で移動できる路面電車も走っています。冬でも街中の移動には不便しません。
車を持つ場合、中心部だと駐車場代も高いですしね。管理費が関東郊外と大差ない感じでした。お金のない若者が中央に住みながら維持するのは結構大変です。

僕はそもそも車の運転があまり好きじゃないですし、利用頻度も多くないのでとりあえずは車は持たずに、生活していく中で必要を感じてきたらカーシェアリングで十分かなと思っています。中央区ならタイムズのカーシェアスポットは沢山あります。


車を除く交通機関で便利なのは地下鉄です。
なぜかというと雪の影響を受けないから!これに尽きます。雪の時期だと、バスやJRはよく遅れますし、路面電車は駅が吹きっ晒しで待ち時間がつらい。冬の時期はなるべく地下を移動したほうが快適に出かけられます。

地下鉄沿線を基準に部屋を探すなら、東西線か南北線を中心に探すといいかなと思います。
東西線は沿線に北海道神宮や円山動物園、札幌ファクトリーなど遊びに出かける場所が多い線なイメージで、南北線は暮らしやすい郊外地域が沿線にあります。
JR沿線も悪くないですけどね。個人的には函館本線沿線あたりは結構便利だなーと思いますよ。

暖房のポイント

札幌で暮らすのに非常に重要なポイントとして冬の暖房費があります。
だいたいの過程はガス暖房を使っていて、種類はプロパンガス、都市ガス、天然ガスなどがあるんですが、これは都市ガス一択です!


なぜならガスの種類によっては一か月に1万円以上暖房費の差がつくからです。
プロパンガスを採用している部屋は多いんですがプロパンはとにかく高い!都市ガスの数倍の値段になることもあります。暖房費は半年間払い続ける固定費なので絶対に安いほうがいいです。

都市ガスの物件は意外と少なく、部屋の場所によっては都市ガスそのものが通っていない場所もあるので注意が必要です。
最近建てられた物件では都市ガスも増えているらしいですけどね。そういうところは相応の値段がします。

あと暖房に関して気を付けるのは日当たりですね!日中は太陽に勝る暖房はありません。
出来るだけ日光が入る部屋をおすすめします。北海道の家はそもそも断熱性が高く二重窓なので、多少古くても日光さえ入れば外は寒くても部屋の暖房をつけなくても問題ないくらいの暖かさになったりします。植物園の温室みたいなもので、冬の日光はぽかぽかと気持ちいいです。

そんなこんなで部屋を決めました。

僕が部屋探しをする際に考えた点はだいたいこんな感じです。
ほか個々人ごとにいろいろと大切にしたい点は違うかと思いますが、この記事がこれから札幌で暮らす人の助けになれば幸いです!

とりあえず僕はこうして選んだ部屋で、今のところ快適に暮らしています。

スポンサードリンク

地図で歩く札幌
地図で歩く札幌
-Amazonでみる

山善(YAMAZEN) カジュアルこたつ(75cm正方形) ブラック ESK-751(B)
山善(YAMAZEN) カジュアルこたつ(75cm正方形) ブラック ESK-751(B)
-Amazonでみる