楽しいMotion Science!「動きのカガク展」に行ってきました

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現在(2015年6月)、六本木ミッドタウンの21_21デザインサイトで行われている企画展「動きのカガク展」を観てきました!
映像やアニメーションが中心かと思いきや、機械的な動作機構を可視化した作品や、センサーを使用したインタラクティブアート、Web技術を用いたデータビジュアライゼーションなど、あらゆる「動き」を網羅した展示会でわくわくしながら体験しました。

この展示会は写真やビデオの撮影がOKで、加工したり商用利用したりじゃなければネットに上げても大丈夫とのことなので、いくつか映像を交えながらレポートしたいと思います。

半数くらいがインタラクティブ!

展示されている作品の半数くらいが、手にとったり中に入ったりと来場者が自身で体験できる作品でした。
360度眺め回せるゾートロープや、体験者の指差しと同じ方向を向く無数のオブジェクトなどなど、童心に響くようなわくわくする作品がいっぱいです。個人的には「統治の丘」が好き。


これ、手前の円盤は自分で持って歩けるので、しゃがんでみたり離れてみたり、動画の仕組みを体感できます。


センサー代に手をかざすと、回転するリボンの上下運動を手の動き制御できます。
リープモーションいいですねー、やっぱ手ぶらで何かをコントロールするっていうのはSF感あって楽しい。
リボンの”動き”も見ていて飽きません。

大仕掛けが楽しい

展開上の一室をまるまる使った展示や、高い天井を利用した作品など、大仕掛けの作品が多いのも魅力でした。
普段何気なく使っている機械の仕組みに触れることが出来ます。また、いつも見慣れているものでも見せ方次第で面白いと感じさせられる気づきもありました。


入り口すぐにある重力や空気抵抗を感じる作品。おばけみたい。青い照明が素敵です。


こちらクワクボリョウタさんのLOSTシリーズの1シーン。
影で平面なのに空間に投影されると立体感というか臨場感があってすごく好きな作品。ぜひ会場でご覧ください。

観に行くとなんだかモチベーションが上がります

展示会場に入って最初のところに展示会が開催されるまでのドキュメンタリー映像が流れてるんですが、それを見たあとに会場を回ると作者の顔が浮かんで良いです。
(自分は、全部観た後に休憩がてら観てしまいましたが)

特に今回は大学の研究室の学生たちも作家として参加していて、彼らがディレクターの菱川勢一さんから「君たちも同じ参加する作家のひとりなんだ」的なことを言われていた部分にちょっと感動しました。
学生のときにそんなこと言われたらプレッシャーを感じながらもモチベーション上がりまくりですよ。羨ましいですね。

さて、そんなわけで「動きのカガク展」とてもおすすめなので興味ある方は是非。
僕が行った際は天気も悪かったせいか空いていて、凄く快適に観て回れましたよ。
会期は2015年9月27日までだそうです。

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