2018.02.14

2ヵ月の育児休業取得する為に考えたこと:育休はじめました(2)


妻といろいろ相談したり自分の価値観とも向き合ってみた結果、育児休業を取得することにしました。
期間は2ヵ月です。今回は自分たちがどんなことを考えて育児休業の取得を決めたのか書いてみようと思います。

新生児期はこの瞬間だけ

人生はどの瞬間も「今この時だけ」ではありますが、妻と一緒に産まれたばかりの子供の面倒を見る時間をちゃんと持ちたいという気持ちが強かったです。

自分は組織でのキャリアなどよりも家族との時間に対しての執着の方が強いことを再確認しました。僕の場合はですが、死ぬ前に家族の事は思い出しても仕事のことは多分思い出しません。

もしもこの育休によってキャリアになんらかの不利益を被ったとしてもそんなに後悔はしませんが、ここで自分の気持ちを偽って育休を取らなかった場合は下手したら一生後悔する気がしました。
(まあ元々育休取ったからといって扱いが変わるような職種やポジションではないんですけどね…)

この辺の価値観は人それぞれだと思うので「みんな育休取るべきだよ!」なんて事は言いませんが、それぞれが悔いのない人生を送れるように選択肢がちゃんとある社会や会社であれば良いなと思います。

産褥期のサポートをして育児に参加したい

出産直後の女性の身体は交通事故並みのダメージを負っていると聞きました。

もちろん生き物の生態としてずっと営まれてきたことなので、安静にしていればちゃんと回復するんですが、赤ちゃんの相手と家事仕事なんてやっていたら普通に考えて安静にしていることは無理だなぁと。

そのため産褥期の間は万全のサポートをしたいと思いました。育児という経験にちゃんと関われないのは寂しいですしね。

それに産前産後にされた事の恨みや感謝を女性は一生覚えているものだ…なんて話も聞きますので…。妻とは末永く仲良く過ごしたいので一緒に頑張る所存です。

妻と家庭のためというのが動機の大半ではあるのですが、もうひとつ無視できない理由がありました。
それは今僕が在宅勤務をしているということ。つまり普段仕事をしているオフィスに赤ちゃんが降臨するわけです。産後で体がボロボロの妻と泣くことしか出来ない新生児を横目に普通に仕事するのは多分無理です。

「子供が出来たらどうなるんだろう?」と前々から思っていた僕は、会社のパパさん何人かに「赤ちゃん居る家で仕事って出来ると思います?」って聞いてみました。
そしたら口々に「いやー無理だね!」ときっぱり答えられてしまい…。
ただフリーランスの知り合いで育児をしている方も知っているので、不可能ではない事もわかっています。

なので育休期間に”赤ちゃんがいる家で仕事をする”というミッションをこなせるように、生活のリズムと仕事を両立させる予行練習をしようと思っています。

それがどんな事かは現時点ではわかりませんが、追い追いその辺もブログにまとめるつもりです。

男性の育児休業取得に対する不安あれこれ

これ長々と書くのもあれなので思いつくものを箇条書きにしてみました。僕目線なので男性バージョンの不安になります。

(1)長期間仕事から離れることによるスキルが鈍る・古くなる不安
(2)長期間職場から離れることによる人間関係の変化への不安
(3)長期間会社から離れることによる社内でのキャリアパスに対する不安
(4)長期間仕事から離れることによる自身の意欲低下に対する不安
(5)休業期間の生活に対する経済的な不安
(6)育児、家事労働への参加に対する不安
(7)妻や子供とずっと同じ空間にいることに対する不安

まあこんな所でしょうか。長期間といっても2ヶ月ですけど。

(1)~(3)に関しては所属企業によってとても差が激しそうですね。
僕の場合は、スキルに関しては2ヵ月程度なら取り戻せるだろうし、人間関係は元々自分の性格的にそんなに気にしていない、社内でのキャリアパス云々は在宅勤務になったとき既に既存制度に当てはまらなくなったので元から自分で考えて作るしかない立場、意欲に関しては心配いらなそう、といった感じだったのであまり問題にしませんでした。

経済的なことは不安だったのでちゃんと計算しました。
2ヵ月の生活費と赤ちゃんを迎えるためにかかりそうな費用を出してみて大丈夫なことを確認しました。

通院や出産に関する費用は、大部分が行政からの手当てで賄えます。
通院のときは母子手帳貰う時に付いているクーポンが使えますし、出産に関してはかかった費用に対して病院が自動的に手当て分を引いた差額で請求してくれるので、支払いが遅くて生活が一時的に苦しくなる…なんてこともありません。

それと2ヵ月の休業期間はもちろん会社から給与は出ません。
ただし雇用保険法の規定により育児休業給付金を受け取れます。うちの場合は2か月間の申請なので、休業開始時の給与の67%の金額を受け取ることが出来ます(180日以上取得の場合は50%になります)
つまり普段の生活費(家賃や食費)が給与の67%を超えていなければ生活は大丈夫。20万貰ってるなら13万4000円で生活出来ればなんとかなります。

ただし、これが申請・支給出来るのは育休開始から2か月後くらいの事なのでこちらは支給されるまで支障が出ないだけの貯金が必要です。

こんな感じで経済的な不安はきちんと調べる事で解消しました。

そのほか(6)、(7)に関しては最初から問題にしませんでした。
家事は嫌いじゃないし、一緒に居ることに不安を覚えるならなんで家族になったんだって話ですよ。

安定期を過ぎたころに育児休業取得の申し出をしました。

どのタイミングで上司に報告、育休の相談をしようかちょっと悩みましたが安定期を待ってからにしました。

あんまり早く報告しても妊娠初期は流産する可能性も低くないですから…。それに業務においてリソース調整や場合によっては求人の調整も必要かもしれないので、育休取るつもりなら早めの相談が良いだろうなと考えました。

相談する時はどういうリアクションされるか結構ドキドキしていましたが、なんということもなく育児休暇の申請にも「良い事だと思うよ!」と言ってもらえてほっとしました。
企業や個人の考えによってはあまり良い顔されない事もあるだろうなーと思いますが、僕の場合はとりあえずそんなことなかったです。

相談受ける側の方々は、内心でいろいろ思っても一言肯定的な言葉を言っておくと部下の人は安心しますよ!
(ま、育休取るのに負い目なんて感じる必要のない社会になるのが一番ですけども)

まあそもそも法律で権利が保障されているものなので、誰が何を思ったところで企業は申請されれば調整しなきゃいけないものなんですけどね本来。

まとめ

ここまでつらつらと自分が育休について考えた事を書いてみました。
育休に関する制度なんかに関してはもっとちゃんとした情報を調べた方が良いと思いますが、一人のフロントエンドエンジニアが何を考えて育休を取得することに決めたのか、事例の一つとして誰かの参考になれば良いなと思います。

この後も、育児自体はもちろん育休明けの職場復帰など乗り越えなきゃいけないハードルは多々ありますが、家族で楽しく乗り越えられるよう頑張っていきます。


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