先日、山形県の銀山温泉に行ってきました!
銀山温泉といえば「一度は行ってみたい日本の◯◯」などのまとめで常連の郷愁あふれる温泉街です。ガス灯や木造旅館が立ち並ぶ、大正浪漫あふれる景観は外国の方にも人気があるようです。その景観は「千と千尋の神隠し」における湯屋のモデルのひとつになったとも言われているそうな。
今回はそんな銀山温泉への旅路をざっくりご紹介します。
山形新幹線で行きました
今回僕らは東京駅から山形新幹線に乗って、銀山温泉へ向かいました。降車駅は終点手前の「大石田駅」。乗り換えはなく一本で行けます。時間は3時間半くらいでした。
車があるなら車の方が楽で安いかもしれませんが、新幹線はだらーっと乗っていれば着くのが魅力ですねー。お喋りを楽しんでも良し、本を開いてもよし、居眠りしてもよし。他の座席を見回してみると朝からお酒を飲んでいる人も結構居ました(笑)明らかに出張っぽいのに、業務中でも飲むんだな…と少しびっくり。
大石田駅に着いたら旅館の方が、宿のプラカードを持って待っていたので声をかけて送迎車に乗せてもらいました。約30分ほど車に揺られてついに銀山温泉に到着です。
温泉街の散策
宿に着いたらチェックインを済ませてさっそく温泉街の散策へ!
雪が舞う温泉街はまるで映画の世界。タイムスリップしたかのような気持ちになります。おそらく実際にロケ地にもたくさん使われているんでしょうねー。
温泉街の入り口すぐのところには、誰でも入れる足湯があります。雪が降るような気温の中では、腰を落ち着けて足湯に入ろうとは思いませんが、もわもわと漂う湯気は非日常の演出に一役買っています。
貸衣装なんかもあるようで、場所にぴったりの装いに変身も出来ます。
僕らが泊まった時は一晩で結構な積雪量になりました。新幹線が運休しそうでしたからねー。冬に行くなら天気のチェックは要注意です。
夜こそ本番!ともる灯りに魅了される
銀山温泉の景観の本番はなんと言っても夜です!ガス灯の明かりがともり、浮かび上がる木造旅館が郷愁を誘います。
暗い部分が見えなくなるので、まるで舞台の上にいるかのような気持ちになります。
宿泊客も皆さんシャッターを切って、結構賑やかですが夜の19時ごろは以外と人も少ないです。おそらく旅館の夕飯がその時間なんでしょうねー。
ひとつだけ朱色の橋があるんですが、どう見ても新しい…。ここ凄く千と千尋の湯屋へ続く橋に見えるんですが、これはモデルと噂されてから塗ったのか元々この色なのかちょっと気になります。
温泉にもたくさん浸かって大満足でした
藤屋という旅館に宿泊したのですが、旅館の作りはモダンでおしゃれだし、お風呂は貸し切り風呂でのびのび入れるしでとても良い時間を過ごさせてもらいました!
藤屋さんは非日常の空間というものにこだわっていて、ドアの作りや部屋の内装もあまり見ない個性的なもので面白かったです。奇をてらったものではなく、おしゃれかつ珍しいみたいな絶妙なバランス感覚でした。
また違う季節に行ってみたいものです。
長々と書いてしまいましたが、銀山温泉いいところですよ。アクセスもそんなに悪くないので、ぜひ一度足を運んでみることをお勧めします。