すっかり夏が猛威をふるっている今日この頃。ちょっと油断すると土が乾ききってしまう油断ならない季節になりました。うちでは、朝夕の二回ほど水をあげています。去年もそうだったので多分大丈夫なはず…。
さて、夏はとりあえず土を乾かさないようせっせと水をやるのが第一で、他にあまり目ぼしいことはしません。“葉水”といって水やりのほかに霧吹きで葉にも水分をかけてやったり、置き肥をするくらいでしょうか。
なので今回は、盆栽と同居している苔の成長スピードについて書いてみようと思います。
苔は春に爆発的に増えた
この写真は去年の12月くらいに撮った写真です。うちの山椛は7月くらいに購入したので、一夏越えた段階。生息している苔の量は購入時よりは増えましたがまだまだ少ないです。
※ちなみに、この苔は盆栽園で意図的に入れたものではなくたまたま種が飛んで来て増えたものだったりします。人によっては苔は無い方が良い!ってお客さんも居るでしょうから、売り場ではちゃんと盆栽のみの鉢が売ってますよ。
そして、約半年後の今…
ご覧のように、鉢を覆い尽くすくらいに苔が増えました。おぉ、もはや土が見えない。1月や2月の寒い時期にちょっと茶色くなっていたので、このまま枯れてしまうかと思いましたが持ち直してここまで増殖。
増えた時期は4月〜6月。なかなかのスピードで緑の絨毯が完成。盆栽の小世界的には野原ができたようで嬉しいです。
苔って樹には有益なんだろうか
ちゃんと調べてはいませんが、苔が増えたことによって土が乾きにくくなり保水力もあがってるんじゃないかなーと思っています。ちょっと心配なのは土の養分ですが、どうなんでしょう…。
置き肥をしようにも、去年黒松の方で置き肥をしたらその周りの苔は養分過剰だったのか枯れてしまったんですよね…。
苔の扱いについては、そのうち本やネットで調べてまた記事にしようと思います。